ALARMSの日々

福岡のバンド「ALARMS」のVo:Takuyaが綴る。トライアンドエラーの日々、歩いた軌跡

「ずっとこのままでいたい」と思ったことはあるだろうか

先日ドラムのレコーディングが全て終わりました。

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前回とまた同じスタジオで

 

なにせ音が良かったものでね

 

いいドラムにいいマイク、そしていい部屋

 

機材とか環境の善し悪しって奏者のテンションも左右するからね

やっぱり大事かなと思ったよ

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さぁあとは、私がそれをテイクごとにディレクションして

音量を整えて

 

ベースRECですな

 

いろいろと積み上がってきているので

サクッと片付けていかなくては

 

頑張れ私

 

 

 

話は変わるけれども

 

「ずっとこのままでいたい」と思ったことはあるだろうか?

 

私はある

そういうと「君は変わりたくないのか」「そのままでいいのか」とやや責められもするので言いづらくはあるが

 

何もそれは現状維持こそ至高という訳ではなく

変わっていく先に希望的観測が持てない時

せめて今のまま踏ん張りたいみたいな

あがき、もがき的な感情なんだよね

 

そしてねこの感情は

人生において一度も関わることのない人種と

常に悩まされる人種に分けられてしまう

 

つまり全く理解できない人と

わかりすぎて辛い人がいるということだね

 

私にとっての具体例をあげるならね

 

ずっと今まで「音楽がやりたい」と思ってきたけれど

ある日突然「音楽やりたくない」ってなる可能性が出てきたこと

 

不変だと思っていた自分の感情と情熱が変わるかもしれないという不安に駆られた

 

それは自分が年をとっていくせいなのか、環境のせいなのかわからないが

 

とにかくその時に「ずっとこのままでいてくれ」と強く思った

 

この感情と関わらない人たちはおそらく何をしてもどんな状況に置かれても前向きに捉えられる人

そしてその気概と行動力で結果を掴んだ人

だから私が「ずっとこのままでいたい」と言うと

 

前向きな変化と努力を否定するように映る訳だ

 

 

そんでもってこのアルバムに入っている新曲は

全ての人の共感を得られる訳ではないだろうと感じている

 

同じ感じ方捉え方をした人に

もっとも深く突き刺さるような

そんな曲であるだろうと思う

 

それはまた私の本望でもある