ALARMSの日々

福岡のバンド「ALARMS」のVo:Takuyaが綴る。トライアンドエラーの日々、歩いた軌跡

うみのうたの解説

またちょっと空いてしましましたが

 

とある本にどっぷりはまってました

マツリカ・マジョルカっていう学園ミステリ小説なんですけど

 

表紙買いして3日でシリーズ3冊読みきりました。

どうも一旦ハマると落ち着くまで抜け出せないみたいで

それ以外のことに手がつかなくなるようです。

 

マルチタスクとか絶対向いてないね笑

 

もう読み終えてしまったので落ち着きました。

 

というわけで

先日公開した楽曲「うみのうた」について語りたいと思います。

 

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うみのうた

 

夕日を背にした防波堤の上

不思議そうに見ていたね 君は

どんなことも許されていた

僕らは世界を掴めた

 

道端に残っている 紫陽花の匂いが

 

ただ 哀しくて 一人きりで

生きていたのだから

寂しさが 風になって

溶けてゆく

 

さざ波 切り取る 浜辺の砂に

打ち上げられて 佇む 君が

側にいるなら それだけでいい

僕らの世界の中では

 

あの夏に飛び込んでは 青さを掴もうと

 

ただ もがいていて 一人きりで

涙をこらえて

寂しさが 風になって

何も言えない

話してみて すれ違っていい

君が 待つ未来を

僕はずっと 分かっていた

何も言えぬまま

 

時が流れて

溶けてゆく

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youtu.be

この曲を最初に連想する時にね

篠原凜太郎みたいなギター弾きたいなと思って

彼のライブはとても「海」を感じるので

 

重厚でゆったりしたバッキングをイメージしてそこから広げたのね

 

そこからのストーリーは

直近で読んでた「いなくなれ群青」っていう小説をモチーフにしてて

シリーズ6冊読み終わった後の感想、または、自分なりの解釈みたいな

そんな感じで書きました。

 

理想を追う人って孤独だと思うんです。

みんな俗世間にまみれていく中でね

自分の価値観を貫こうというのは

大変なことです。

 

自分が理想を追っていても

自分じゃない誰かがそうであっても

誰か一人でも側で

 

支えてくれれば

もしくは

支えてあげられれば

 

いいのにな

 

っていう曲なんです。

 

実際そうするのは

とっても覚悟がいることだし

簡単なことではないと思うけど

 

誰かの手を取ってあげられるような

勇気を持ちたいね

 

 

次の曲は

1月31日に公開します。

 

今から作ります。

お楽しみに。(もう逃げられない・・・)