街灯と光の中で見たもの
このところライブを見にいく機会が増えているよ
誘ってくれたライブはなるべく観に行くようにしている
私も誘った人がライブにきてくれるのはとても嬉しいからね
そんで昨日観てきたのが「ペトリコール」の主催ライブ
同じ専門学校の後輩のバンドなんだけれど
ペトリコールの音楽は
どこか暖かくて、どこか懐かしい
そんな印象の音楽
ゆるやかに流れるリズムはおおらかで
なにかこう、広い空のような
草原のような、時に荒地のようなところをゆったりドライブしているような
そんな気分にもなるよ
私は彼らの「群青」という曲が一番好き
Bメロからサビにかけてのキタキタ感がすごい
今回のライブではそこらへんの煽りがとても絶妙だったし
サビのハーモニーは期待を裏切らないんだ
最高だったな
彼らの、特に彼、横瀬涼のエモーショナルを見ていると
まるで昔の自分を思い出すようで感慨深いよ
8分の6拍子に孤独と葛藤を詰め込んで、
不器用に歪ませたギターをかき鳴らして
音楽というのはこういうふうにしてやるもんだ
というのを突きつけてくるストレートさがあったよ
そんな彼らを囲む人々も皆、愛すべき人たちだったと
そう思える瞬間だったよ
そういう思い出はね永遠に残るんだと思う。それぞれの心に
その日の夜は、とても幸せに眠ることができた。
ありがとう。
私は好きな音楽に触れている時間が何よりも幸福だな
どんなに辛い時でも、例えば死にたいくらいな時でも
素晴らしい音楽に出会ってしまったり
素晴らしい音楽を思いついてしまったりすると
その続きを見たくなってしまう好奇心が勝つ
その先にどんな素晴らしい景色があるのか確かめたくなるよ
そうやって今日まで命を「更新」できているんだろうと
そう思っている。
とてもライブがやりたくなった。歌いたくなった。
明日も生きてみたくなった。