ライブ音源の良さが分かる人はだいぶ得をしている
明日からいよいよレコーディング
事前のスタジオでアレンジも定まり
まずはドラムから
あまり心配することも正直ない
きっとやってくれるはず。
CDに入っている音源にもパターンがあって
我々がこれから録ろうとしているような
パートごとにひとつひとつ録音して
ミックスする音源もあれば
ライブのサウンドを一発録りした
ライブ音源ってのもあるよね
観客の声まで入って臨場感バッチリなやつ
ミックス前提の音源は
音の芯を拾うことに重点を置いてるんだけど
ライブ音源って空気全体を拾ってるんだよね
前者は物語の中にダイブできるけど
後者はコンサートの観客の1人になれるの
目を閉じて聴いてみてほしい
ともかくこれらは楽しみ方が違うもの
私はライブ音源を聞くのとても好きだな
ライブならではのアドリブが炸裂してたり
アレンジが変わって、迫力が増してたり
音のバランスが変わって、低音の広がりが豊かだったり
ちょっと音が遠くにあるのがまた良かったりする。
そして落ち着いて聞くというよりかは
入り込んで聞くとより気持ちいいんじゃないかと
言葉にするのは難しいんだけど
よりその曲が現実味を帯びて染みるような印象を受けない?
あ、本当にこの曲は存在して、そこに感情があるんだっていう
血の通った音をしている。とでも表現しておこう。
決してミックス音源が無機質だ。冷たい。という訳ではなく
あくまで楽しみ方の問題
私としては1対1で向き合う聴き方をするときは
ライブ音源の方がより世界の中に連れて行ってくれるような気がする。
おすすめ。