ALARMSの日々

福岡のバンド「ALARMS」のVo:Takuyaが綴る。トライアンドエラーの日々、歩いた軌跡

35歳のシンデレラと35歳のピーターパン

っていうタイトルを最近思いつきました。

 

私は曲を作るときに先にタイトルを決める率が高いです。

果たして曲になるんでしょうか?

それは私にもわからない。

 

私は一応生物学的には男性なんですけど、

最近仕事が手すきなときに女性向けの婚活記事を読むのにハマってまして

それこそ最初は「こんな非現実でわがままな条件とか草」みたいな

嘲笑うような目線で、面白ネタとして見てたわけなんですけど

 

だんだん見ていくうちに「夢を追うバンドマン」と似てるなと思ってしまいまして

 

 

よくある結婚相手の条件として

 

・年収1000万以上

・4大卒高学歴

・身長180cm以上

・女性慣れしている

 

が挙げられますよね。

この他にも「家事に積極的」とか

「趣味にのめり込みすぎてない」とか

「政治、宗教からは一定の距離を置いている」とか

挙げ出すとキリがないですが、

 

しかも「この条件に当てはまらないと男じゃない。むしろ普通でしょ。」みたいな方もおられるようです。

 

 

一方バンドマンの理想も

 

・MV100万回再生

・CD1000枚完売

・大手事務所からメジャーデビュー

・武道館ワンマン

 

みたいな

この他にも「全国アリーナツアー」とか

「CM・ドラマタイアップ」とか

「夏フェス出演」とか

挙げ出すとキリがないですね。

 

そんでもって「バンドは売れなきゃ意味がない」という思想の元にバンド活動してらっしゃる方いると思います。

 

一見スケールが違いすぎるように見えますが共通していますのは

 

 

 

 

この夢を持ったまま30代を通り過ぎる人がいる

 

ということです。

 

 

※あとその夢をちらつかせてビジネスをしている連中がいるということ

 

 

 

これにはいろんな言い方があって

ピーターパン症候群(シンドローム)」

「夢ポータビリティ制度」

などなど

 

10代、20代前半の頃の夢や理想、感覚を

いくつになっても手放せない人に贈られる称号のようですな

 

批判や糾弾をするつもりはないのよ

私もその一人だろうし。

 

夢を持つことは良いこと、素晴らしいこと

 

 

人生をワクワクさせて、豊かにさせてくれる。

 

 

私はきっとこの

いつまでも自分を主役だと思っているが、もう主役にはなれない人を主役にして

一曲書いてみたいんだろうなと思う。

 

 

「その曲、誰が聴くの」っていう疑問も含めて